2011年9月11日日曜日

AEAJ 第18回専門セミナーに行ってきました

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涼しくなったと思いきや、真夏のような週末でした。
さて、暑い中、AEAJ主催の専門セミナーに参加してきました。
今回のタイトルは「皮膚科学からみたアロマテラピーとスキンケア」。

第1部では「肌を美しく保つスキンケアの科学」
高橋元次先生(資生堂で研究をされていた皮膚科学のエキスパート)が話してくれました。

数々のスライドや研究論文をまじえながら、加齢による皮膚の変化や、バリア機能、化粧品に含まれる美白成分についてをわかりやすく紹介してくれました。
化粧行為としては、最適な水分量を肌に与えるのがポイント。
水分過剰になると、角層がもろくなったり、NMF(天然保湿因子)が減少するなど、マイナスの面も出てきます。
よくパック剤なども、10分程度でよいところを20-30分やっていても意味がないと言いますね。

おもしろかったのは、「交通量の多い場所では皮膚老化が進行する」ということ。排気ガスなどが参加ストレスとなり、活性酸素を増やしてしまうのだとか。
細かいものほど表面活性が高いので、効果は高いがリスクも大きいという点にもふれられていました。ナノ化粧水なども、はたして、、、?と

第2部は、ケイ武居さんの「アロマサロンで正しく行うためのスキンケア」

アロマ界では、有名でAEAJの理事もされている方です。ご自身で主宰されているサロンでは施術経験を通して、カウンセリング時の肌質観察の話など。
内容がやや一般向けでもあったので、正直なところ物足りなかったです。もう少し具体的なことを聞きたかったなあ。
来月から、産院での産後ケアを担当する予定ですので、カウンセリングの基本の再確認にはなりました。


会場外では、東アフリカの精油が紹介されていました。
JETRO(日本貿易振興協会)が、東アフリカ諸国の精油を含めたナチュラルプロダクツの対日輸出促進を目的としたプログラムを実施しているんですって。

私も初耳の精油がいろいろおいてあって、
「ムフフ」というユニークな精油名もありました。
そのうち、アロマショップで見かけるようになるかなあと思いつつ、帰宅しました。