2011年12月1日木曜日

アロマ生活文化シンポジウム@大阪

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早くも師走ですね。
今年はまだポインセチアを買ってないので、少し焦ってます(^_^;)

また、今日はうれしい偶然が。
スクールの生徒さんで、もうすぐ3人目を出産予定のOさんが、散歩がてらに近所を歩いていたら、子どものお迎えに自転車に乗っていた私を発見。「高松先生!」と声をかけてくれました。
スクールでも優秀で、私が理論を担当していたこともあり、産婦人科でのアロマに興味があるなどで、よくお話していました。また出産されたら、ご連絡くれるとのこと。楽しみです。

さて、先週末に、AEAJ主催のアロマ生活文化シンポジウムに出席してきました。
今年のテーマは「スパイス」。毎年、このシンポジウムは司会の高橋克郎理事の進行が軽妙で、内容も充実しているため楽しみにしています。

席につくと、まず6種類のスパイスを紙コップに入れるという作業がはじまりました。

カルダモン、クミン、ブラックペッパー、コリアンダー、クローブ、シナモン です。

第1部では、スパイスとハーブの各特徴や、文化や歴史の中でのそれぞれの役割などについて。

分類学上は厳密な区分はないのですが、主にフレッシュで使用されて香りはほのかなもの、草本植物のものはハーブ、主にドライで使用し、香りが強く刺激的なものがスパイスといったところでしょうか。

古代から、宗教儀式に使われてきたスパイスやハーブですが、良い香りが健全な生命の象徴になったのは、本能的に嫌いな匂いが死につながる捉えたためだというのも、興味深い考察でした。
また、長い歴史の中で、ハーブやスパイスが現代でも活躍しているというのも、人々にとって有用だからでしょうね。


休憩をはさんで、その間に、ホットココアとパンピコン(ジャガイモ、玉ねぎ、ひき肉がマサラで味付けされた具が入ったパン。サモサのパン版のような)を各自、受け取ります。



おいしそうなのですが、すぐには手をつけれません^_^;

第2部では、上記6種類のスパイスについて、香りや味を試し、それをミックスしてガラムマサラを作ります。それをホットココアに入れて飲むのですが、スパイスが効いて体があたたまります。
精油と同様、スパイスも単品使用するよりマサラにした方が風味がよくなります。
ティーマサラも各スパイスも家にあるので、翌日さっそくココアを買いにいきました♪

そのあとは、スパイス系の精油について。
スパイス系精油は、フェノールやアルデヒド類の割合が高いため、頻繁に使うようなものはほとんどないのですが、いくつかのブレンド例の中から、試香できた「ナツメグ、マージョラム、ローズウッド」のブレンドは、ボディトリートメントによさそうと思いました。
ナツメグの甘さとマージョラムの温まる感じに、ローズウッドのさわやかさが加わって、何度もムエットを香ってしまいました。

精油よりも食品として接する機会の多いスパイス。
食の体験(記憶)というのは、「香りの感覚」と切り離せないもの。
時には、スパイスの香りをプラスして、いろいろな風味を出せたらなと思います。

スパイスミルもあることだし、コリアンダーでもまずパウダーにしようかな。