先日、アロマフェスタ2015のセミナー参加のため、大阪に出かけてきました。
昨年同様、アロマ仲間のHouさんと一緒です。
セミナー1は入谷栄一先生の「現代医療と自然療法の融合~ハーブの可能性を探る」
実際に、ご自身でクリニックを運営されながら、近い場所でハーブ専門外来も開設。
最初に、「ハーブ外来というものは、処方された薬を置き換えるものではない」と前置きされていたのには、同感。
アロマやハーブの世界にいると、ともすると現代医療を悪とみなす極端な考えに出会うこともあるのですが、現代医療と自然療法、双方のバランスをうまくとるつきあい方が大切ではないかと思っています。
入谷先生が見ている患者さんの中で、夕方になると血圧がぐっとあがってしまう方。高齢で一人暮らしということもあるので、不安というストレスが関係しているのではないかということで、リンデン(だったかな?鎮静系ハーブです)をとるようにアドバイスしたところ、血圧は低位安定したようです。
これは、ハーブがサポートできるという一例でした。
在宅診療もしている中で実感されているのは、「アロマとハーブは介護現場で必ず役に立つ」ということだそうです。アロマトリートメントを取り入れることで、体のケアになるだけでなく、ケアする側、される側のコミュニケーションがよくなるという副次的効果もあるんですね。
ハーブの取り入れ方としては、やはり手軽なハーブティがおすすめ。
味☓場所・雰囲気☓質 どれか一つでもゼロだったりすれば、効果も期待できない。airでもこの計算式の答えが大きくなるようにハーブティタイムを提供できればなと思いつつ聞いていました。
他にも、症状別おすすめハーブなど、とても参考になりました。
セミナー2では、佐々木薫先生「アロマある暮らしの提案」
以前、別の場所でセミナーを受講したこともあるのですが、香りの旅ということで、精油のもとになる植物の原産地によくいってらっしゃいます。
モロッコやガーナなどアフリカにもたくさん。フランキンセンスの紹介では、エジプトのハトシェプスト女王の話も。
昨年末に神戸市立美術館の古代エジプト展で見た、あの像だ!と思って、何だかうれしくなりました。歴史はやっぱりおもしろいです。
いつか私も原産地とかにいってみたいなあと思いつつ(ブルガリアのバラの谷とかあこがれる)、帰りました。
< air-アイル- アロマテラピーとハーブの教室 >
Akiko Takamatsu
問合せ先:air.aromalesson@gmail.com
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