2017年8月2日水曜日

旅の記録 2017 郡上

上高地の前後は、郡上で過ごしました。

祖母の実家になるのですが、小さいころは夏休みにはとこ達と遊んだり、高校生の頃は、親戚がヤナをしていたので同級生とアルバイトさせてもらったり、と懐かしい場所です。
10年ぶりにお邪魔しました。10年前は、祖母がまだ健在で、泳いでいる鮎をさっとつかみBBQ用に手際よく串にさしていて「さすがだね、おばあちゃん」と感嘆したのを覚えています。

絵にかいたような田舎なので、古くはありますが、縁側を走れちゃうくらい、とにかく広い。
子どもたちは、ジャックラッセルテリアのマルコに夢中でひたすらボール投げて遊んでました。

花火をしたり、畑で野菜をとったりも。基本、野菜を買うことがない家です。

日中も気温は神戸と変わらないけど、エアコンいらずで過ごせます。夜は、虫の音とすぐそばの長良川の音が聞こえました。

神戸は好きな街ですが、「あー、息がつまる」と窮屈に感じることがたまにあります。
奈良で育って、ルーツも田舎だからか、都市部はぎゅっと締め付けられるような。
なので、緑不足を補うために、山に行ったりするようになったのかもしれません。

あと、久しぶりに郡上おどりにも行ってきました。これまで、徹夜おどりしか郡上八幡には行ったことがなかったのですが、お盆の徹夜おどりの時期以外にも、ほぼ毎日どこかで盆踊り大会が繰り広げられています。

平日だからあんまにいないかなあとか思ったのは大違いで、すごい熱気と活気。地元の人はもちろん、旅館の浴衣姿の観光客もたくさん。

お囃子屋形を中心に、何重もの踊り手の輪ができてました。
生のお囃子と歌にあわせて、私も「かわさき」「春駒」などなどを踊りました♪めっちゃ楽しい!
輪になって踊ることで、アドレナリンか何かが出ているに違いないです。
バリ島のケチャもそうですが、一種のトランス状態になるのだと思います。バリの場合は、生のガムランでしか感じれないシータ波がありますが、郡上踊りのお囃子や歌にも同じようなものがあるのでしょうか。

最終日は、「小学校やめて、ここに引っ越したい。ここでマルコと暮らしたい!」という次男を説得して郡上をたちました。
それから、叔父と待ち合わせて愛知県の祖父母のお墓参り。叔父はいつも雰囲気のいいお店を知っていて、今回も楽しいお昼ごはんとなりました。

「冬にもおいで」と言ってくれたので、スキーしにまた行こうと話しています。


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 Akiko Takamatsu

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