2010年4月3日土曜日

ジョン&ダイアナと作る サンシャインBIGSOAP

今日の記事は長いです~

5月から講師としてもお世話になる「生活の木 神戸校」主催の「ジョン&ダイアナとつくるサンシャインbig soap」の手作りせっけんレッスンに参加してきました。
午前と午後あったのですが、午前だけでも30名以上の生徒さんがいて、静かな手作り石けん熱を感じました。

airのレッスンに参加してくださっていて、4月はニールズの基礎講座を受講予定のSさまともお会いできてうれしかったです。またairレッスンのお茶タイムに石けんづくりのお話をしたいです。

ジョン&ダイアナ夫妻は生活の木のハンドメイドソープの商品開発などに参画している手作りソーパーの第一人者でもあります。
アメリカから来日して、日本では3か所でレッスンをすることになっており、最後が神戸でした。
夫妻はもちろん英語ですが、生活の木から通訳スタッフもアテンドしていて、上手に進行されていました。

さて、今回は重量10キロの大きな石けんづくりがテーマです。見たことないような大きなビーカーをつかって、ココナッツ油やオリーブ油を計量しました。
ブレンドしたオイルに、苛性ソーダ水を加えて、泡立て器やブレンダーで混ぜます。


3グループあって、私のグループは酸化鉄ローズブラウン。アースピグメントと精油6本(ラベンダー、ベルガモット、イランイラン、レモングラス、スペアミント、ゼラニウム)を混ぜます。60mlの精油を一気に使う機会なんてないですよね。1200滴ですもの!
途中、ジョンやダイアナもチェックしに各グループをまわります。

よく本で見かける「トレース」よりも、もっとゆるめのトレースで「OK」になりました。アースピグメントをいれると、反応が早まることもあるのだとか。


他はウルトラマリンと酸化鉄イエローで着色。それを、大きな大きな型に、ジョンの指示のもと投入していきます。最初にイエロー、そしてローズを足していきます。
途中はまるでモダンアートのよう。


いろんな方向から6回に分けて、流し込み、ダイアナがスパチュラでささっと混ぜるとこんな模様になりました♪ 参加者からも「きれー」と感嘆の声があがり、春っぽい感じでとてもきれいでした。



型入れが終わってからは、夫妻から「今日、持ち帰るものを何かと思って」と、先週、作成された「Spring Blossom」という名の石鹸を1つずつプレゼントしてもらいました。精油のブレンドは、カユプテ、イランイラン、ラベンダー、ゼラニウム、レモン、ベルガモット、パチュリー だそうです。刻印もされてあって、なんだかもったいなくて使えないかも(^_^;)

その後、質疑応答タイム。私も「いろんな香りを使うと思うのですが、お気に入りは?」ということを質問してみました。基本的にブレンドにはラベンダーと主体として考えることが多いというジョン、レモンとローズマリーの組み合わせが大好きというダイアナ。来日をきっかけに、「柚子精油」も使ってみたいと話していました。

その昔、研究所勤めのころ、アメリカ人夫妻を担当したことがあるのですが、すごく雰囲気が似ていて、アメリカ人ってこんな感じなんだなあと懐かしくも。

できあがりは、5月8日ごろです。ジョン&ダイアナと他みなさんで作った石けん、使うのがもったいないかも。またこちらのブログにもアップしますね。