客船で1泊してヘルシンキへ向かいます。
ものすごく大きな船。
部屋はリクエストしたわけではないのですが、ムーミン部屋でした。
ムーミンのキャラが部屋のあちこちに描かれています。私自身はそんなにムーミンファンではない。。。のですが、日本人だからこの部屋にしてくれたのでしょうか。
船は、さながら動くホテルのようで、9階くらいまでロビー階から吹き抜けになっていて、プール、カジノ、レストランもいくつもあって、広い免税店で買い物もでき、夜はショーも見れました。
部屋からは、帆船が見えたり、点在する別荘地が見えたり。あまり揺れも感じずに、過ごせました。
シリヤラインから下船して、ヘルシンキのホテル クラウスKへ。
デザインホテルというだけあって、なかなか素敵なお部屋でした。
初日はカンピ礼拝堂、岩の教会、ヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー教会と教会めぐりを。いずれも現代のものや、古くからのもの、様式などが異なっていて、小さな範囲にこれだけたくさんあることも驚きでした。
お昼は青空市場みたいなところで、食べました。初トナカイ。鹿と近いし、若干罪悪感を感じながらも、いただきました。ちょうど、お隣が日本人の新婚旅行カップルだったので、少しおすそわけさせていただき、旅の話で楽しいランチとなりました。
ヘルシンキはストックホルムよりも、よりクラシックで緑あふれる街で、夏だからでしょうが(私たちは上着を着てましたが、現地の人は海で泳いでいた。。。。)、住んでみたいなあと思いました。イッタラストアでカステヘルミの新色を探していた時に、店員さんがご主人がフィンランド人の日本人女性で「治安もいいし、住みよいです。子どもの教育が充実している」と言ってました。
エスプラナーディでお茶して、ストックマンでお惣菜を買って晩御飯に。美味しかったです。
2日目は、ふたたびシリヤラインに乗り、エストニアへ。フィンランド国内の別の街か、エストニアで迷いましたが、matoca
さんや前日のイッタラの店員さんのおすすめもあり、片道2時間でエストニアに行ってきました。(なんと往復1人25ユーロでした)
ガムラスタンよりさらにおとぎ話になりそうなエストニアの旧市街。
教会の上で市街地を見まわそうと、オープンと同時に登りました。
頂上はすれ違えないほどの狭い板だけ渡したような状態で、高所恐怖症の方は絶対やめたほうがいいような場所でした。
でも、眺めは最高によかったです。どこを切り取っても絵になる感じ。
お昼はヘルシンキで朝乗ったタクシーの運転手さんおすすめでもあった、オルテハンザへ。中世の雰囲気そのままの店内はろうそくの明かりくらいで薄暗いのですが、マッシュルームスープが絶品でした。また食べたい。中世の衣装を着た店員さんたちも素敵で
感じもよかったです。
職人の中庭や城壁も眺め、ふたたびヘルシンキへ船旅で戻りました。
晩御飯はかもめ食堂の舞台となったお店へ。フィンランド料理9種というのをいただきました。
最終日、ホテルの朝食時に、約20年ぶりに知人に会いました。お互いびっくりしすぎました。昨年、ちょっとしたきっかけで、東京に住む彼女とメールのやりとりをしたことがあったのですが、1年待たずにヘルシンキで会えるとは。
出会った頃はまだ学生さんでしたが、今は
30代の若さで某有名私大の教授になっているKちゃん。今回は出張でのフィンランド。Kちゃんがママにもなっていて時の流れを感じましたが、なつかしくて、いろんな話をしながら、楽しい朝ごはんとなりました。
旅っていろいろ起こります。
朝ごはん後は、marimekko本社へ。当たり前ですが、marimekkoであふれかえる店内はあれこれ目移りしてしまいます。お土産やTシャツを買って、社員食堂maritoriでランチ。
再びホテルに戻ってからヘルシンキ ヴァンター国際空港へ向かいました。
空港はとても広く、出国してから、ゲートまでも20分くらいは歩いたんじゃないかと思います。出国してすぐのお店でお茶しなくてよかったです、ほんとに。
帰りもフィンエアーで映画を見ながら帰国。飛行機であまり寝れないので、なかば徹夜気味となってしまいましたが、母との北欧旅、満喫しました。お互いに疲れたけど、大きなケンカはしなくてよかった(^^;)
今回は北欧でしたが、まだ行ったことのないスペインあたりや東欧なんかもいつか機会があれば。イギリス再訪も、、、とあれこれ考えてしまいます。