十数年ぶりにガムランレッスンに大阪まで。
ずっと弾きたい(叩きたい)とは思っていましたが、こんなに時間がたってしまっていました。
ガムランといっても、私の楽器がグンデルワヤンなので、ゴンクビャールやバリ舞踊よりもやっている人が少ないこともあったのではありますが。
大阪市営地下鉄で谷町線に乗りました。御堂筋線や四つ橋線は、通勤・通学でさんざん乗りましたが、谷町線は初めてで、少し新鮮。
スタジオの扉を開くと、グンデルはもちろん、ゴンクビャールやリンディックも置いてある、なんだか懐かしいと感じる空間が。
先生とは初めましてですが、そこは狭いバリガムラン界、私が習っていた奈良の先生も、東京の先生(1週間ほどまでにスタジオにいらっしゃてたとか)もご存知で、両先生のバリの先生であるロチェン先生(私も2週間ほど現地で習ったことがあります)のご自宅にもいらしゃったことがあるとのこと。ロチェンさんの話ができるなんて、楽しかったです。
グンデルは、リストはあるものの、どれも出だしがわからない、、、(楽譜はないので)
ロチェンさんは、スカワティ村のため、私が習っているのはスカワティのレパートリーが多く、先生はカユマス村のコノランさん(ロチェンさんのお友達)に師事されいたとのことで、同じ曲でも微妙に手が違ったりします。
その中で、cecak はほぼ同じらしく、それこそ十数年1度も弾いたことがないのですが、トライしてみることに。意外にも、まだらにではありますが、手が覚えていて、形になったとはいえないものの、通すことができました。
久しぶりのグンデル2台の音、心地よかったです。「あー、この感覚、久しぶり」
スタジオにつくまでは、軽く頭痛があって「今日、やめとけばよかったかな」とかネガティブ思考でしたが、弾いているうちにすっかり頭痛もなくなってました。
最後にはリンディックもさわらせてもらって、こちらも1曲ずつ覚えたいな。
帰りは、レッスンのあと余力があれば、クラシックの打楽器のコンサートに行こうかと思っていましたが、チケットが売り切れで、打楽器三昧の一日にはならず、残念でした。またの機会に。
でも、とにかくガムランは好きだなあと再認識できたいい日でした。